

|

 |
マルチング材・・・あまり耳慣れない言葉ですが、マルチング(Mulching)を英和辞典で引いてみると、“根おおいすること、敷ワラすること”という意味が載っています。それでは“根おおい、敷ワラ”とは一体どういう目的を持つもので、どのようなものを指すのでしょう?たとえばワラを、果樹や野菜苗、樹木や花などの根方に敷くと、地面の温度を安定化させ、土中の水分の蒸発を抑え、雑草を生えにくくするといった効果が見られます。
|
|
|
| この“地温安定効果”“蒸散防止効果”“雑草防止効果”の三つの効果が植物に良い環境を作り、健全な生育をうながします。このように植物の成長の促進や保護を目的として根方に敷かれるものをマルチング材といい、たとえば畑などに敷かれているワラや黒いポリフィルム、観葉植物の鉢などで見られる装飾バーク(樹皮)、当社の製造している不織布のマット・シート類、さらには、ランの鉢の上に敷くミズゴケや日本庭園などでも使われている枯れ松葉や化粧砂利なども広い意味でマルチング材といえます。マルチング材の選定については、先程の三つの効果(地温安定・蒸散防止・雑草防止)の他に“装飾・景観性”や公共物の場合は“管理経費の削減”などといった要素も重要なポイントとなります。例えば、観葉植物の鉢植えなどでは、蒸散(乾燥)防止と装飾性が重視されますので、装飾バーク(樹皮)が好ましいですし、道路の中央分離帯の植込みなどでは、雑草の除草経費削減が重視されますので、防草効果が高く、耐用年数のながい不織布のマット・シート類が適しています。何気なく目にされていながら、一般の方にはあまり馴染みのない“マルチング材”ですが、このような様々な意義をもって、多くの場所で使用されているのです。 |
|
|